学生時代、目指す夢が変わってしまった体験

Back Number

Yahoo! JAPAN

学生時代、目指す夢が変わってしまった体験

私は英語が得意だった

★33歳 女性

私は英語が得意だった。それで、将来は自分が中学生の時に通っていたような、小規模な塾を自分で経営したいという夢を持つようになっていた。

しかし、在学中、塾で英語を教えるアルバイトをしてから夢は変わった。その塾はマンツーマン方式で、生徒がテーブルで与えられた問題を解き、私がチェック、間違えていた問題や分からなかった問題を、一緒に解いていくという形だったのだが、私はたった2日間でそのバイトを辞めてしまった。人に物を教えるということの難しさを、痛感したからだ。
2日間で3人の中学2年生を担当したのだが、どの生徒も「ここはこうだからこうなる、分かりました?」と聞くと「解った」と返事をした。
なので、同じような問題をさせると、また間違える。「どの辺が理解できないのか?」と聞くと、下を向いて黙っていた。私は内心、なんでこんな問題が分からないのだろうと、イライラしていた。その為、口調がきつくなり、生徒が心を閉ざしてしまったようで、経営者にあの先生は恐いと言っていたそうだ。
講師は英語ができればいいだけではなく、人をヤル気にさせるようなコミュニケーション能力や育成能力なども非常に重要なのだと気がついた。そして、それらは私が最も不得意とする分野だったので、夢は全く変わり、一人黙々とする翻訳などの仕事に就きたい、と思うようになった。